宇宙の晴れ上がり 絵子の地学










宇宙の晴れ上がり?

宇宙に晴れとか曇りとか雨とかあるの?

「宇宙の晴れ上がり」って一体何でしょう。

ビッグバン説によれば…

ビッグバンの直後の宇宙は超・超・超高温であった ということになります。

となるとその頃の宇宙を構成する物質(水素など)は…

普通なら原子核のまわりを回っているはずの電子が自由に飛び回っている、

「電離状態」であったことになります。

この状態では光(電磁波)はあちこち飛び回っている電子に行く手を阻まれ散乱し、

遠くへ届きません。

濃い霧の中といった感じでしょうか。夜霧よ今夜もありがとう!

しかし、やがて宇宙が更に膨張し、温度が下がってくると電子は原子に取り込まれ、

ようやく光がまっすぐに進むことができるようになったそうな。めでたしめでたし。

これが「宇宙の晴れ上がり」なんだって。

この時に発せられた電磁波は今も観測できるそうです。

まるで星の背景から放射されているように見えるため「宇宙背景放射」と呼ぶそうです。

この宇宙背景放射の観測により、

ビッグバンは今から約138億年前に起こり、

「宇宙の晴れ上がり」はビッグバンから約40万年後のことであることがわかったとか・・・。

ビッグバン説が多くの人に指示されているのはこの「宇宙背景放射」が発見されたからです。

あー、雲をつかむような話ばかりで萎えそう。



◇ ◇ ◇ すばる望遠鏡 ◇ ◇ ◇

国立科学博物館に展示されているすばる望遠鏡の模型

ちょっとコーヒーブレイク。

みなさんはハワイに行ったことはありますか?

ハワイにはマウナケア山という富士山よりも高い山があります。

その標高何と4205m。

是非山頂からの眺望を楽しみたいけど、ちょっときつそうですね。

いやいや、ご安心ください。

航空写真を見ると車で山頂まで行けそうです。

みなさんも是非グーグルマップでマウナケア山を検索してみてください。

航空写真を見た方はすぐお気づきだと思いますが…

実はこのマウナケア山に、国立天文台の「すばる望遠鏡」があります。

この望遠鏡、何と直径8.2mという巨大な鏡を使っているそうです。

上の写真は国立科学博物館に展示されている「すばる望遠鏡」の模型です。

人間の大きさと比較するとそのサイズに驚きますね。

これならはるか遠くのかすかな星の光も集めることができそうです。

一度覗いてみたいものです。

いや、ハワイへ行ってみたいものです。

実際は東京にいながらハワイの観測結果を見ることができるようになっているとか…。

しかし遠くを見れば見るほど、昔のことが分かるって本当に不思議ですね。

100億光年離れた星を見るということは100億年前のその星の姿を見るということ、

このスケールに驚きです。

1億光年離れた星から地球を見たら恐竜がうようよ見えるのでしょうか。

それなら絶対見てみたい。

因みに「すばる」はプレアデス星団の和名で、

集まるという意の「すまる」が転じ「すばる」となったそうです。

公募により「すばる」望遠鏡と名付けられました。



◇ ◇ ◇ 過去しか見れない ◇ ◇ ◇

「100億年離れた星を見るということは100億年前のその星の姿を見るということ」

と書きましたが、言い換えると…

「私たちには昔の宇宙しか見れない!」

ということです。 オーマイガッ

今見ている太陽だって8分前の姿だし、北極星は430年前の姿、・・・

空を見上げても見えるのは今の宇宙の姿ではなく、

星それぞれ過去の異なる時代の姿なのです。

決して今を見ることができないなんて!

例えば100億光年先に今まさに誕生した星があったとしても

100億年後までその光を見ることはできません。

となると今空に見える星も既になくなってしまっているものが多いのかもしれません。

今見ている光がかつてそこにあった星の名残だと思うとしんみりしますね。

宇宙は本当に広い。

光の速さなんて普段の生活では意識することなんてないので。

そのうち少しずつその感覚に慣れてくるかな?

今日はしんみりと夜空を見上げよう。

宇宙の誕生と終焉



宇宙の始まりから終わりまで。
この宇宙はどうやって終焉を迎えるのか?







すばる望遠鏡の宇宙



すごいスケール。
すばる望遠鏡で覗く宇宙。







天体望遠鏡セット



月のクレーター、土星の輪、木星の縞模様、…
この目で見てみたーい。
遠くを見て過去へタイムスリップ!








宇宙の果てはどうなっているのか?


130億光年の彼方に巨大天体!
ヒミコの正体に迫る本。






宇宙の晴れ上がり 絵子の地学
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