オールトの雲 絵子の地学










太陽系、太陽系って勉強してきたけど…

太陽系って一体どこまでを言うのでしょう?

国や県、市や町に境界があるようにきっと「ここまで」と決まっているはずですよね。

ここまでが太陽系で、ここから先は太陽系じゃありませんよって。

考え方の一つに「太陽の周りを回っている天体」というものがあります。

そう考えると、何となく冥王星辺りが太陽系の果てかなぁと思うのですが…

太陽系「外縁」天体って言うくらいですから。

しかし、この冥王星をはじめ太陽系外縁天体があるエッジワース・カイパーベルトが

太陽系の端っこではないようです。

さらに、その先のあの「彗星」がやってくる場所が太陽系の果てなんですって。

彗星といえば、直径10kmくらいの氷のかたまりで、

「汚れた雪玉」なんていうかわいそうな別名があります。

その彗星ははるか彼方の太陽系を球形に取り囲む領域、

「オールトの雲」と呼ばれているところからやってくるようです。

ということでこの「オールトの雲」が太陽系の果てになりまます。

そのオールトの雲がある太陽系の果てとはどの辺かというと…

太陽から地球までの距離の約6万倍(約1光年)も先なんだそうです。

ろ、ろくまんばい! ひ、ひろい!

その中に、恒星である太陽、8つの惑星とその周りを回る衛星、

そして、小惑星、太陽系外縁天体と1400を超える彗星があります。

銀河からみればちっぽけな太陽系ですが…

地球からみると気の遠くなるような大きさですね。

一体どんな尺度を持って宇宙を考えればいいのか分からなくなってくるなぁ。



◇ ◇ ◇ 宇宙人はいるの? ◇ ◇ ◇

広い宇宙、どこかに宇宙人はいるの?

誰もが一度は疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。

太陽系の中には、私たち人間以外の知的生命体は…

今のところ確認されていません。

生命が誕生できそうな星は残念ながら他にないようです。

だから地球は「母なる」惑星と呼ばれているのです。

では太陽系の外には、私たち人間のような知的生命体はいるのでしょうか?

もし地球によく似た環境の惑星があれば否定はできませんよね。

2009年、すばる望遠鏡が「グリーゼ758」という太陽に似た恒星のそばにある、

木星くらいの大きさの惑星の撮影に成功しています。

現在、このように恒星の周りを回っている惑星は3000個以上も見つかっています。

これらの太陽系以外にある惑星を太陽系外惑星(系外惑星)と呼んでいます。

もし太陽系外惑星に地球に似た星があれば宇宙人もいるかもしれません。

しかし、遠い太陽系外惑星に生物がいるかどうか、一体どうやって調べるのでしょう?

そう、以前勉強しました。その惑星の色、スペクトルを調べるのです。

スペクトルを調べることで生命のもとになる水や酸素があるかどうかが分かります。

もし惑星に水や酸素があれば、

私たち人間のような知的生命体が存在する可能性は大いにありますよね。

実はこのような生命が誕生するのに適した環境の惑星が見つかりつつあります。

これをハビタブルゾーン(生命可能居住領域)と呼んでいます。

今後どんな発見があるのか目が離せませんねー。

冥王星を殺したのは私です



惑星の地位をはく奪された冥王星。
冥王星を殺したのは誰?






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